よくあるご質問についてまとめてみました。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)Q&A
本当にマウスピースを付けるだけですか?
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、マウスピースを装着するだけの治療法です。定期的に確認・調整のため通院していただく必要はありますが、普段はマウスピースを付けて日常生活を送れば大丈夫です。
痛みが心配なのですが・・・
マウスピースの付けはじめなどに多少の痛みを感じることはありますが、ワイヤー矯正と比べると痛みの程度は小さいと言われています。実際に、当院スタッフも使用してみましたが、大きな痛みや違和感はありませんでした。
マウスピースを付けたら、しゃべりにくくなりませんか?
最初のうちは、多少話しにくさを感じる方もいます。ただし、多くの方の場合は数日で慣れて、普通に話すことができています。
食事の際、マウスピースはどうすれば良いですか?
食べたり飲んだりする際は、ご自身でマウスピースを取り外してください。矯正治療中も通常時と同様に食事が楽しめるのは、マウスピース型矯正装置(インビザライン)の大きなメリットです。マウスピースを食べ物で汚してしまう心配もありません。食後は歯磨きをしてから、再びマウスピースを装着するようにしましょう。
仕事で料理の味見が欠かせないのですが、マウスピース型矯正装置(インビザライン)には向きませんか?
味見であっても、何かを口に入れる際はマウスピースを外さなくてはなりません。マウスピース型矯正装置(インビザライン)では、マウスピースを1日20時間以上装着することが必須となりますので、お仕事中にずっとマウスピースを付けられない状況であれば、イマウスピース型矯正装置(インビザライン)での治療は難しいと言えます。
タバコを吸うのですが・・・
食事の際と同様に、喫煙時もマウスピースを外してください。変色や色素沈着のおそれがあります。
どの程度気づかれにくいものなのでしょうか?
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は無色透明で、厚さも0.5mm以下の薄型マウスピースです。もちろん100%とは言えませんが、治療中誰にも気づかれなかったという方も多くいます。
私の歯ならびでもマウスピース型矯正装置(インビザライン)の治療は可能ですか?
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は様々なケースに対応することができますが、症例によっては治療不可能なもの、インビザライン治療が向かないものもあります。他の治療法の方が適している場合もありますので、まずはご相談と検査にお越しください。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)治療可否の判断には、専門的な知識と豊富な経験が必要になります。簡単に「できる」とする安易な判断はトラブルの元になりかねませんので、納得のいく説明が得られる矯正専門医をお訪ねください。
ブリッジや差し歯があっても大丈夫ですか?
人工歯がある方でもマウスピース型矯正装置(インビザライン)は治療可能です。ただし、検査結果を見た上で判断しますので、ぜひ一度、ご相談と検査にお越しください。
子どもでもマウスピース型矯正装置(インビザライン)はできますか?
生え変わりが完了していないお子様は、「インビザライン・ティーン」という10代向けのシステムで矯正治療することが可能になりました。まだ生えていない、または生えている途中の永久歯に対応していますので、ぜひご相談ください。
虫歯や歯周病がある場合でも、マウスピース型矯正装置(インビザライン)治療をしてもらえますか?
治療前からある虫歯や歯周病については、矯正を開始する前に治していただきます。矯正治療中に虫歯になってしまった場合は、矯正への影響を考慮しながら虫歯治療を行います。
治療費は高額なのでしょうか?
矯正治療自体、安価なものとは言えないかもしれません。ただ、マウスピース型矯正装置(インビザライン)が特別高額ということはなく、当院ではワイヤー治療の中で一番目立ちにくい見た目のものと同等の費用を設定しています。
健康保険で治療できますか?
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は自費診療の治療であり、基本的には健康保険適用の対象外です。ただし、医療的な症状があるなど、適用できる場合もありますので、詳しくはご相談ください。
他の矯正治療に比べて、治療期間は短くなりますか?
患者様により個人差はありますが、マウスピース型矯正装置(インビザライン)の治療期間は約2年半となっています。これは、他の矯正治療とほとんど差はありません。
マウスピースはお手入れが必要ですか?
マウスピースは外したときに、水で汚れを洗い流してください。ただし、熱いお湯を使うとマウスピースが変形してしまうおそれがありますので、ご注意ください。詳しいお手入れ方法は、マウスピースをお渡しする際に説明いたします。
後戻りは起こるのでしょうか?
他の矯正治療と同様に、後戻りは起こります。治療終了後は、治した歯ならびを定着させるため、保定装置を装着していただきます。約1年間はしっかりと使用し、徐々に頻度を減らしていきます。
他院で抜歯が必要と言われたのですが、納得できていなくて・・・
マウスピース型矯正装置(インビザライン)治療を行うにあたり抜歯が必要かどうかの判断は、経験の浅い医師と豊富な医師で分かれることがあります。抜歯が必要ではない場合もありますので、ぜひ当院で専門的で実績豊富な医師の説明を受けてみてください。
万が一、マウスピースを失くしてしまったら?
マウスピースを紛失した場合は、再発注が必要になります。マウスピース型矯正装置(インビザライン)では精密に段階を追ってマウスピースを作っていますので、計画通り歯が動いていないまま、次のステップに進むことはできません。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)の矯正治療は、どの医師から受けても同じ結果になりますか?
コンピューターで出る治療計画のシミュレーションは、どの医師が行っても同じと言えるかもしれません。しかし、その通りにすれば100%の結果が出るものではなく、シミュレーション通りにできるのか、細かい調整を加えるのかは医師による判断が必要であり、そのため、取り扱う医師によって結果に差が出てしまうのが現実です。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)の知識や経験の浅い医師が、無理にコンピューターのシミュレーション通りの計画で行ったために、「いつまで経っても治療が終わらない」「最初に説明されたはずの結果にならない」といったトラブルになるケースも増えています。マウスピース型矯正装置(インビザライン)治療を希望される場合は、マウスピース型矯正装置(インビザライン)の専門知識と多くの実績を持った医師にご相談されることをおすすめします。